開発事業

「私たちが提供したいのは
次世代型航海の
『安心と安全です』」
カゴオドックは「船のドクター」を目指し、
船主様に安心・安全な航海が提供できるよう、
システム開発事業に取り組んでおります。
開発事業 発足の経緯
未来の船舶や乗組員の方々のために、船舶に搭載されているあらゆる機器をIOT化するために、2020年に立ち上げました。
修繕対応の効率化やトラブル発生防止など、新しい価値を提供し、顧客満足の追求と船舶の革新化を目指しています。
開発実績

マリワシステム

ClassNK Innovation Endorsement
NK認証を取得しました
船舶機関遠隔監視装置 MAREWA-SYSTEM(マリワシステム)は、2024年9月に一般財団法人 日本海事協会【ClassNK】から、革新的な技術を評価するNK認証
【Innovation Endorsement for Products&Solutions】を取得しました。
あなたの船の安心・安全を
陸から見守ります。
リアルタイムでサーバーに
情報をアップ
リアルタイムでサーバーに情報をアップ
監視データを自動転記
監視データを自動転記
弊社技術員が
モニタリングをサポート
弊社技術員がモニタリングをサポート
船体の老朽化、
船員の不足・技術不足
によって起こる
機会損失を防ぎます。
船体の老朽化
船体の老朽化
船員の高齢化
船員の高齢化
若年層の船員不足
若年層の船員不足
船員の技術不足
船員の技術不足
紹介動画
製品情報 標準仕様

標準仕様 概要

データロガー
1台
ユニット(8個口)
(8×8=64個のセンサーが取付可能) 8台 (8×8=64個のセンサーが取付可能)
主機関
排気温度・冷却水温度・潤滑油温度
冷却水圧力・潤滑油圧力・燃料圧力
吸気圧力・回転計 等
32個
補機関
排気温度・冷却水温度・潤滑油温度
冷却水圧力・潤滑油圧力・燃料圧力
吸気圧力 等
(2機×13個=26個) 26個 (2機×13個=26個)
発電機
電力計・電流計
2個
機関室温度計
1台
タブレット
船内モニタリング用
2台

お客様の船舶や用途に
合わせてカスタマイズも可能

お客様の船舶や用途に合わせてカスタマイズも可能
お客様の船舶や用途に合わせてカスタマイズも可能
小型船舶の場合
標準仕様だとセンサーの数が多い・・・
標準仕様は63個のセンサーを
10個のセンサーに変更 等

用途に合わせた豊富な
オプションメニュー

冷凍庫温度センサー
冷凍庫温度センサー
各機関運転時間表示機能
各機関運転時間
表示機能
デジタル機関日誌機能
デジタル機関
日誌機能
船内wi-fi環境構築
船内wi-fi環境構築

設置までの流れ(例:標準仕様)

①打合せ
打合せを行い、ご希望をおうかがいします。
②現場確認
設置を行う船舶へ訪船させていただき現場を確認。
③仕様決定
打合せと現場確認内容により仕様を決定します。
④設計
仕様を元に設計を行い、各種機器・材料を手配。
機器・材料の納期は、約5~6か月。
⑤設置工事
お打合せの上、設置工事を行います。
実際の工事は、船の大きさにもよりますが、400t~1000tクラスで1週間~10日程度の見込みとなります。
⑥確認運転
設置工事が完了しましたら、最終の確認運転を実施 引き渡し。

船舶以外のシステム導入も可能

クレーンの動作管理など
クレーンの動作管理など
プログラムのみ導入も可能
プログラムのみ導入も可能

マリワシステムよくある質問

MAREWA-Systemとは何ですか?
船舶の機関室内にあるエンジンなど主要な機関に圧力・温度などの各種センサーを設置し、取得したデータを陸上でもリアルタイムでモニタリングできるシステムです。
標準仕様では、62個のセンサーが10秒に1回の間隔で数値を捉え、1分間の平均値と最大・最小値をサーバーへ蓄積し、衛星通信を介して陸上からの遠隔監視を可能にしています。
設定した閾値を超えると、赤色の表示に変わり異常を知らせます。
また、計測値がどのように変化しているのか、過去に遡って見比べる事もできるのでいつから、どのように、どこが、といった段階的な兆候や、原因が発見しやすくなります。
MAREWAは何を提供できますか?
オーナー・オペレーター・エージェント・プロバイダーの場合
システムを導入することによって、若手機関士の経験不足による不安や業務に対する重圧を軽減することが可能になり、航海中の機関トラブルによる機会損失や異常の見落としを防ぐことができます。
持続可能な海事産業を実現するために、安心・安全な次世代型の航海を提供します。

ドックの場合
トラブルもデータを基にサポートができます。
正確なデータにより事前に修理箇所の把握ができ、納期がかかる部品の事前発注が可能となり、作業効率UPが見込めます。このことによりドック自体の生産性向上につながります。
現在の利用者はいますか?また、利用者の感想や評価は?
現在、遠洋マグロはえ縄漁船2隻に搭載しており、船主や船員さんからは、陸からも見てくれているという安心感がある。と評価をいただいております。
また、携わる関係者や企業にとっても相乗効果をもたらしていると感じています。
また、若手の船員を募集するにあたりブランディング力の向上につながっているとの意見もあります。
関連する成果や事例はありますか?
トラブルを未然に防げた事例として、オイルの圧力低下が数日間(2~3日)続いており、船から港へ戻り点検をお願いしたいとの連絡がありました。
弊社エンジニアがシステムのグラフを確認したところ、オイルフィルターの詰まりの可能性が示唆されました。
船舶にその旨を連絡し、フィルターを点検してもらうと、カーボンが付着しており、カーボンを取り除くと、圧力は平常値に戻りました。
船舶は、海上で問題を解決する事が出来た為、多額な機会損失を回避し、通常運行を続けることができました。
機関の故障は重大な事故に繋がる可能性があります。
今後の運用においても安心・安全な航海を実現していきます。
MAREWAは他のデバイスとどのように異なりますか?
弊社は船舶修繕業を50年以上行っており、本システムは近年の船員不足を危惧し、船舶エンジニアが企画・開発いたしました。
培ってきたノウハウを生かし配管を改造、センサーを取り付けております。
メーカーを問わず一括で管理ができ、既存の船にも取付け可能です。
正確なデータの取得はもちろん、過去の故障を記録するカルテも共有できます。
カルテを共有することで、ドックの際に事前に修理箇所が分かり、部品の調達や作業の効率化が図れます。
部品によっては入手に半年もかかるものがあります。
部品待ちで起こる出港の遅れを回避できる事は、大きなメリットです。
また、機関室内の3DCG化と機関トラブルのアルゴリズム化により、機関室内のどこで何が起きているのかが誰でも分かるシステムへバージョンアップ予定です。
どれくらい耐久性がありますか?
実績としましては、3年間の耐久性がございますが、年に1度の保守点検を推奨しております。(代理店もしくは販売店などによる、ゆるみの確認等)
納品にはどれくらいの時間がかかりますか?
機器・材料の納期は、約5~6か月で、実際の工事は、船の大きさにもよりますが1週間~10日程度の見込みとなります。
オペレーターはトレーニングを受ける必要がありますか?
操作は簡単ですので特に必要はありませんが、システムの操作方法はご案内させていただきす。(マニュアル有) その他不明点等、ございましたらサポートいたします。
技術情報や操作マニュアルは英語でありますか?
ございます。不明点等ございましたらサポートいたします。
質問などについてはどこに問い合わせればよいですか?
お問い合わせフォームよりご連絡ください。

マリワシステム 商品紹介カタログ

マリワシステム 商品紹介カタログ
マリワシステム 商品紹介カタログ

マリワシステム2.0
2025.11 Debut

機関トラブルの「アルゴリズム化」

24時間サポート
経験の乏しい船舶職員でも
異常に気付ける
24時間サポート
機関室内の「3DCG化」
異常が疑われる箇所を分かりやすく表示
機関室内の「3DCG化」
機関カルテ
データを船舶整備に活用し
次世代型の船舶管理
機関カルテ
故障の早期発見と迅速な対応
安全性の向上を実現

国内のみならず
世界各国の展示会に参加しています。

展示会
展示会
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